地域分析瑞穂区
瑞穂区の西部には、工場や事務所が多く、精密工業、近代窯業、金属加工業を中心とした企業が立地し、南北に通る堀田通と瑞穂通の中間地域には古くからの住宅が多く、買物客に便利な商店街と中小工場などの混在地域となっています。
瑞穂区の中心部を通る瑞穂通以東の丘陵地には、桜の名所として名高い山崎川が流れ、緑豊かで閑静な住宅地となっています。
瑞穂区の中央には、市内随一の総合運動公園があり、陸上競技場をはじめスポーツの殿堂にふさわしい施設が整っています。
瑞穂区内には、名古屋市立大学をはじめ教育施設が多く所在し、博物館は当地方の歴史・民俗資料の調査・研究と展示の場として、文化振興の重要な役割を担っています。
地下鉄名城線の環状化に伴い、桜通線と合わせた効率的な交通網が整備され、より明るく住みよい文化的な生活ができる区として、進展が期待されています。
瑞穂区の歴史
「瑞穂」は「みずみずしい稲穂」を表す言葉で、区成立時に日本の美称である「豊葦原千五百秋瑞穂国」から採ったとされていますが、元々は区の中心部にあった村の名称です。「瑞穂村」の名前は、1868年(明治元年)に明治天皇が東京奠都のために移動していた際、同地で収穫に励む農民を視察した随行の岩倉具視が、稲穂を献上したという話から来たとも伝えられています。1944年(昭和19年)に昭和区・熱田区の一部より現在の区域が成立しました。
区民の声
学校の数が多く、文教地区と呼ばれています。
「山崎川四季の道」は、春になると花見客でにぎわいます。
陸上競技場、野球場、ラグビー場、テニスコートなど設備した瑞穂運動公園があり、市民の触れ合いの場が多いです。
人口・住宅平均地価
主要施設
- 観光
- 経済